シルフ音楽教室 主宰 都筑孝子
名古屋音楽大学 器楽科ピアノ専修 卒業
早生まれ、体も小さく、体の弱い子どもだった。
言われたこともなかなか出来るようにならない、
「不器用」「手のかかる子」
誰からも思われている子どもだったと思う。
誰にも、ピアノが弾ける…と
話したことがなかった。
ただ…歌うことは大好き。
歌は少しだけ自信がもてた。
当時、浜松のお隣の磐田市に住んでおり、
小さなコンクールに出る事になり、
予選を通過。
母が、この子に才能があると勘違いし、
いるかいないかわからないような子どもが、
突然目立つことになる。
そこからは、
本当に怖い先生に教えていただくことに。
ピアノは大嫌い…
レッスンの帰りはいつも泣きながら帰る日々。
益々、ピアノは嫌いになり、
自分で勝手に好きな歌を歌っている間だけが
楽しい時間だった。
しかし、苦しい思いをして頑張っていないと
人生は開けないという考えが強い母の元、
受験時に習った素敵な先生の出会いで、
ピアノで受験。
合格する。
しかし、
劣等感をかかえる毎日を過ごすことになる。
たまたま同級生に誘われて入った
合唱のサークルに夢中に…
そこには、 専門ではない人たちが音楽が大好きで、
夢中になっている世界が。
新鮮で、
歌っている間は本当に幸せだった。
卒業し、 子どもたちに教えるようになった時、
歌って教えることに、意味があり…
楽しさを伝えられることを実感する。
しかし、厳しく育った自身の環境から抜け出せず、
自身も怖いお母さんに。
子育てを終える頃になり、
違う…これでは、心が育たない…
自信のない子になってしまうことに気付く。
自身が、何十年もそうやって生きてきて…
生きづらかったことに気づく。
音楽を通して、
「育児は育自」ということを痛感し、
母子がたくさんコミュニュケーションを取り、
言葉を話し…
そこから世界が始まる。
子どもたちもお母さんの目も輝く!
0歳学メソッドの専門性を深く学ぶ。
認定教室となり、
子ども達の心を一番に考え、
幅広い専門性を生かし、
全ての年齢の指導の基盤にし、
日々指導している。